道路で亡くなっていた野良猫グレ白くん

早朝に道路に横たわっていたグレ白くん。
見たところ、右側頭部を強打し血痕あり死後硬直になってから時間が経過しているようでした。

まだ助かるようであれば、病院へ連れていきたかったですが無念。
後続車に轢かれては亡骸がさらに損傷してしまうので、とりあえず道路の真ん中から端へ移動させました。

※道路上で動物の亡骸を見つけた場合は危ないのでみなさんは
#9910　道路緊急ダイヤルへ。

私も#9910へ通報しましたが、国道ではなく市道だったので道路緊急ダイヤルの管轄ではなく役所へ繋げてくださいました。
ただ、住まいの市町村では委託の回収業者が亡骸を燃えるゴミに出してしまうので
私が亡骸を回収し火葬する選択をしました。

首輪無し、近くの方いわく飼い主のいない近所の野良猫で間違いないそうです。
火葬場が近かったのでそのまま火葬をご依頼しました。
急な出来事だったので
視聴者さんに説明なく、活動の様子をありのままアップすることにしました。

外を生き抜いている猫ちゃんは、誰にも知られず、知られても素通りされて亡くなる子が多くいます。
今回出会ったグレ白ちゃんもなにかのご縁。
最後に私の目の前に現れてくれたので、私ひとりだけで弔うよりも
YouTubeを通してみなさんと一緒に供養できたら、この子も更に報われるのではと思い、ライブという形で配信いたしました。

YouTubeで活動の様子をアップし、外を必死に生き抜いている猫たちの現実を伝えて少しでもこのような最期を迎える子を減らすことが私の仕事であります。

活動を通して、動物を看取ることが増え命に対する捉え方考え方も常に変わっています。
このような最期を迎えてしまった猫ちゃんですが、霊園の多くの猫ちゃんたちと共に安らかな気持ちで虹の橋を渡ってほしいのです。

今まで外を必死に生き抜いてきた子に、人の温かさを感じてほしい。
みなさんには、よろしければそのお付き合いをいただければと思います。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

深代 吏功斗（にゃんとりすけ🐈🐿🐢）

保護猫シェルターにゃんと　代表

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2021年3月に縁あって群馬へ移住しました。 物件の周りに猫が20匹以上も大量繁殖しており、移住当初の目的が動物の傷病治療のサポートをしたく動物看護師の資格取得のためで、今の自分にできることはないと見て見ぬふりをしていました。しかし、目の前で亡くなっていく命を目の当たりにして資格取得は一旦保留に、この子たちと向き合うことにしました。1人で現場での活動を始め、後に保護猫シェルターにゃんとを設立。