活動内容&実績

活動理念は「未来に猫を残すこと」

保護猫シェルターにゃんとの活動目標は、
①不幸な命を減らすこと
②車大国群馬県にて車に轢かれて亡くなる命の減少
③子どもから大人まで命を通した学び+動物福祉の教育
大きな目標を掲げると、目標達成に向かう裏側で犠牲になってしまう命が出てきてしまう現実があるので、「減少」という目標を掲げています。
迎え入れた猫は、2か月間の検疫期間を設け感染症対策を実施。
初期治療➡人馴れ訓練➡適切な治療➡譲渡活動をしております。
治る病気なら治す。
治らない病気はなるべく苦しみを取り除き、上手く付き合っていく。
子どもから大人まで
命を通して学ぶ

シェルターにいる猫たちから教わること。
愛。優しさ。後悔。温もり。生命。判断力。思い。
それぞれの考え方や人生観が形成される場所にしたい。
50年先の未来を見据えて、
子どもたちに動物福祉の教育を。
子どもと同じ目線でお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんも新たな発見が見つかります。
子どもの目線が
地域を変える

子どもから教えられることもあり。
子どもから大人、地域へと拡がり
動物福祉の向上に繋がります。
ロードキル減少に向かって、まずは安全運転を。
飢えと渇き。病気や感染症。虐待、阻まれの対象。遺棄され轢死にも至る。
人間が作り出した環境下で、必死に生き抜く動物たち。
自由と引き換えに彼らが得るものは、想像を絶します。
外を必死に生き抜いている猫の平均寿命は『3~5年』
2019年に野外にてロードキルで亡くなった猫は推計で『28万9,572頭』でした。
2019年の殺処分数『2万7,108頭』に比べ、10.68倍です。
推計なので実際はもっと多くの猫が路上で亡くなっています。これが現実です。
(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000050590.html)
わたしたち、一人ひとりが安全運転を心がけていれば
無残にも車に轢かれ最期を迎える命は少なくなるといえます。
群馬へ移住~2022年12月
群馬にやってきて目のあたりにした、外を生き抜く猫の現実
移住してきた群馬では、物件の周りに20匹以上もの猫が。大量繁殖していたのです。
すぐ3~5m先には、通勤帰宅で抜け道に使われる裏道があります。
避妊去勢を伴わない地域住民による餌やりによって、繁殖し誕生してきた新たな命がたった数日で亡くなってしまった光景を目の当たりにし、
まずはこの『目の前の命』に向き合うべきだと考え、現場での活動を開始。

(4匹だった子猫は、いつの間にか3匹に)
このことがきっかけで、群馬に移住してきた当初の目的である動物看護士の資格取得は一旦保留にし、この群馬を取り巻く外を生きる生命たちの環境を変えるために自分の人生を賭けてみることにしました。

ロードキルに合う危険性が非常に高い環境にいた猫の安全を守るため、特に保護活動に注力することにした2021年3月~2022年12月。
地域猫活動が浸透していない市内で活動を進めていくと、
・避妊去勢を伴わない地域住民の餌やりによって外猫が繁殖し
・繁殖した外猫に起因する環境問題が起こり
・地域住民の通報により保健所に収容され殺処分に向かう事例が多く
・収容される中で割合が高いのは、子猫だとわかりました
・過去には虐待をされる事件もあり
・その他にロードキルも数多く確認しています
横の繋がりも中々構築できず、譲渡について行政に相談を持ち掛けるも十分な情報収集が望めない。これが群馬の現実なのかと思い知らされました。
わたしはYouTubeに活動の様子をアップしていたのでまだマシな方だという風にも感じます。ただ、それでも活動初期は、オフラインの繋がりは無いに等しかったので孤立しながらの活動でした。
わたしがこの程度なら、人知れず孤立して活動されている個人の方はまだまだ多くいることでしょう。
この現状をなんとかしなければ、外を必死に生き抜いている猫たちにしわ寄せが行き続け、不幸な最期を迎える命が減ることはありません。

車に轢かれ、横隔膜ヘルニアになり緊急手術をした姫衣(術後、退院時の写真)

前住人の引っ越しで置いて行かれたぶんちゃん

我が子を保護され、病気のまま取り残された母猫の未来(保護間もない時の写真)
課題が山積みな群馬の猫事情
群馬では地域猫活動すら浸透していない現状があります。
群馬県と前橋市と高崎市で異なるルール。
自家用車保有率全国1位、運転免許保有率全国2位の車大国。
コロナ渦以降譲渡会が少なすぎて、出口の見えない保護活動。
横の繋がりが出来にくく孤立する個人ボランティア。
課題点は、
①人と猫の共生共存
②行政との協同
③地域住民の理解
④地域猫の浸透
⑤役割分担
⑥動物福祉の教育
⑦個人ボラさんへの補助
⑧譲渡の場
他にも多様にあります。
活動実績
■活動実績 (2020年6月〜2024年)
🌠20年6月
地元神奈川で中華料理屋のごみ置き場にいた猫を初めて保護。麦茶と名付ける。地元の団体さんから捕獲器をお借りし捕獲の仕方から捕獲器の洗浄までレクチャーしていただきました。
🌠21年3月
自然や動物に携わる仕事がしたく、地元神奈川県厚木市から群馬県前橋市に移住。
🌠21年7月~22年5月
移住先の物件周辺に大量繁殖していた20匹以上の猫たち(群馬県は車大国)
TNRしてしまうと特に車に轢かれてしまうリスクが高いエリアだったため、TNTAに重きを置き12匹+4匹を保護
シロ♀
ラテ♀
モカ♀
チノ♀
マーブル♀
親分♂
瑠璃♀
姫衣♀
ダニエル♂
吉田くん♂
くま♂
夢♀
モモ♀
たび♀
チョビ♂
テン♂
※残念ながら保護できず亡くなってしまった命も。この子たちのことを忘れずにより良い活動ができるよう前向きに取り組んでいきます。 https://www.instagram.com/p/CvuPHkxpYGO/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=ZTcxMWMzOWQ1OA==
🌠22年6月 団体設立
https://nyantooo.com/
🌠22年6月
捕獲に向けて動いていた野良猫のグレイを捜索中に、「今にも死にそうな子がいる」とご相談を受けて保護
未来♀
🌠22年7月
捕獲器をお借りした前橋保健所から繋がった個人ボランティアさんより、前橋市某所で諸事情により保護せざるを得なくなった猫の保護依頼を受ける
くう♂
🌠22年12月
新シェルターへお引越し
🌠23年7月
シェルターの庭に来る黒猫が状態悪かったため治療保護
おでん♂
🌠23年11月
尻尾が壊死している猫の保護依頼を受ける
つぼみ♀
🌠23年12月9日
念願の保護猫譲渡会 初開催!
🌠24年2月23日~シェルターを改修し
「あんしん保護猫譲渡会」主催開始
2/23(金·祝) 第1回あんしん
3/3(日) 第2回あんしん
3/20(水·祝) 第3回あんしん
3/31(日) 第4回あんしん
4/7(日) 第5回あんしん
4/14(日) 第6回あんしん
4/28(日) 第7回あんしん
5/5(日) 第8回あんしん※中止
5/12(日) 第9回あんしん
5/19(日) 第10回あんしん
5/26(日) 第11回犬猫コラボ
6/16(日) 第12回あんしん
6/30(日) 第13回あんしん
7/14(日) 第14回あんしん
7/28(日) 第15回あんしん
8/11(日) 第16回あんしん
8/25(日) 第17回あんしん&お世話体験
9/8(日) 第18回あんしん
9/22(日·祝) 第19回あんしん
10/13(日) 第20回あんしん※中止
10/27(日) 第21回あんしん@予約優先制開始
11/10(日) 第22回あんしん
11/24(日) 第23回あんしん
12/15 (日) 第24回あんしん
🌠24年2月18日~
シェルター運営において、周知&収益の強化を図るためイベント出店開始
2/18(日) つつふらふら@伊勢崎
4/7(日) 春の合同慰霊祭@アリスの森
6/9(日) 蔵KURAハンドメイド@県庁
7/20(土) わんわんフェスティバル@大室公園
8/31(土) 蔵KURAデザインフェス@有鄰館
9/21(土) つつくらくら@有鄰館
10/19(土) 蔵KURAデザインフェス@県庁
11/2(土) 蔵KURAデザインフェス@県庁
🌠24年8月18日~
オープンシェルター
~猫が教えてくれること~主催開始
8/18(日) 第1回オープンシェルター
8/25(日) 第2回オープンシェルター~お世話体験~うんちが教えてくれること
🌠24年8月25日~
お世話体験 主催開始
8/25(日) 第2回オープンシェルター~お世話体験~うんちが教えてくれること
10/26(土) 群馬国際アカデミーの生徒さんがご来訪
🌠24年
9匹の正式譲渡が完了。
①4/24(水) モモ♀
②7/21(日) ひかり♀
③7/28(日) マーブル♀
④9/29(日) 福三郎♂
⑤10/29(火) チノ♀➡ネジュ子ちゃん♀
⑥11/4(月) 幸一郎♂
⑦11/30(土) 夢二郎♂
⑧12/1(日) ふう♀➡ひまりちゃん♀
⑨12/15(日) メープル♀
にゃんと🌠の卒業生たち🌌
🌠22年~24年
最期にご縁あった命。
せめて名付けて温かく送り出してやりたい。
この供養が弔いになれば
第二種動物取扱業 届け出済み
#保護猫シェルターにゃんと🐈️🤝