活動内容

mugirikuto32

人と猫を繋ぐゆかりある場に

保護猫シェルターにゃんとは、
①不幸な命を減らすこと
②車大国群馬県にて車に轢かれて亡くなる命の減少
③子どもたちへ命を通した動物福祉の教育

大きな目標を掲げると、目標達成に向かう裏側で犠牲になってしまう命が出てきてしまう現実があるので、「減少」という目標を掲げています。

迎え入れた猫は、2か月間の検疫期間を設け感染症対策を実施。
初期治療➡人馴れ訓練➡適切な治療➡譲渡活動をしております。

治る病気なら治す。
治らない病気はなるべく苦しみを取り除き、上手く付き合っていく。

子どもから大人まで
命を通して学ぶ

シェルターにいる猫たちから教わること。
愛。優しさ。後悔。温もり。生命。判断力。思い。

それぞれの考え方や人生観が形成される場所にしたい。

50年先の未来を見据えて、
子どもたちに動物福祉の教育を。

子どもと同じ目線でお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんも新たな発見が見つかります。

子どもの目線が
地域を変える

大人と大人では、意見の対立をすることがあります。

自分の子どもや孫からの言葉は
すんなりと入ってきて
新たな発見が。

子どもから大人、地域へと拡がり
動物福祉の向上に繋がります。

ロードキル減少に向かって、まずは安全運転を。

飢えと渇き。病気や感染症。虐待、阻まれの対象。遺棄され轢死にも至る。
人間が作り出した環境下で、必死に生き抜く動物たち。

自由と引き換えに彼らが得るものは、想像を絶します。

外を必死に生き抜いている猫の平均寿命は『3~5年』
2019年に野外にてロードキルで亡くなった猫は推計で『28万9,572頭』でした。
2019年の殺処分数『2万7,108頭』に比べ、10.68倍です。

推計なので実際はもっと多くの猫が路上で亡くなっています。これが現実です。
(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000050590.html)

わたしたち、一人ひとりが安全運転を心がけていれば
無残にも車に轢かれ最期を迎える命は少なくなるといえます。

高速道路で亡くなっていた猫。最期くらいは温かく弔いたいと思い、フードとベッドを供えた。

群馬にやってきて目のあたりにした、外を生き抜く猫の現実

移住してきた群馬では、物件の周りに20匹以上もの猫が。大量繁殖していたのです。
すぐ3~5m先には、通勤帰宅で抜け道に使われる裏道があります。

避妊去勢を伴わない地域住民による餌やりによって、繁殖し誕生してきた新たな命がたった数日で亡くなってしまった光景を目の当たりにし、
まずはこの『目の前の命』に向き合うべきだと考え、現場での活動を開始。

(4匹だった子猫は、いつの間にか3匹に)

このことがきっかけで、群馬に移住してきた当初の目的である動物看護士の資格取得は一旦保留にし、自分の人生をこの群馬を取り巻く外を生きる生命たちの環境を変えるために賭けることにしました。

ロードキルに合う危険性が非常に高い環境にいた猫の安全を守るため、特に保護活動に注力することにした2021年3月~2022年12月。

地域猫活動が浸透していない市内で活動を進めていくと、
・避妊去勢を伴わない地域住民の餌やりによって外猫が繁殖し
・繁殖した外猫に起因する環境問題が起こり
・地域住民の通報により保健所に収容され殺処分に向かう事例が多く
・収容される中で割合が高いのは、子猫だとわかりました
・過去には虐待をされる事件もあり
・その他にロードキルも数多く確認しています

横の繋がりも中々構築できず、譲渡について行政に相談を持ち掛けるも十分な情報収集が望めない。これが群馬の現実なのかと思い知らされました。

わたしはYouTubeに活動の様子をアップしていたのでまだマシな方だという風にも感じます。ただ、それでも活動初期は、オフラインの繋がりは無いに等しかったので孤立しながらの活動でした。
わたしがこの程度なら、人知れず孤立して活動されている個人の方はまだまだ多くいることでしょう。

この現状をなんとかしなければ、外を必死に生き抜いている猫たちにしわ寄せが行き続け、不幸な最期を迎える命が減ることはありません。

車に轢かれ、横隔膜ヘルニアになり緊急手術をした姫衣(術後、退院時の写真)

前住人の引っ越しで置いて行かれたぶんちゃん

我が子を保護され、病気のまま取り残された母猫の未来(保護間もない時の写真)

課題が山積みな群馬の猫事情

群馬では地域猫活動すら浸透していない現状があります。

群馬県と前橋市と高崎市で異なるルール。

自家用車保有率全国1位、運転免許保有率全国2位の車大国。

譲渡会が少なすぎて、出口の見えない保護活動。

横の繋がりが出来にくく孤立する個人ボランティア。

課題点は、
①人と猫の共生
②行政との協同
③地域住民の理解
④地域猫の浸透
⑤役割分担
⑥動物福祉の教育
⑦個人ボラさんへの補助
⑧譲渡の場

他にも多様にあります。

活動実績

■活動実績 (2020年6月〜2023年)

①団体設立 ◎2022年6月に設立しました
https://nyantooo.com/

②猫カフェ開業 ✕延期
③保護猫活動の映画 ○
以前は、猫カフェ開業時にそれまでの記録をドキュメンタリー映画みたいな形で公開したいと考えていましたが、映画公開の場はYouTubeで良いかなと思えるようになってきました。 映画を作りたいと言ったのは、『啓発啓蒙』と『保護猫活動のノンフィクション』の2つが目的です。 テンちゃんFIP寛解動画はその気持ちをこめて制作し、皆さんの応援コメントをエンドロールのように流しました。 これはYouTubeのプレミア公開で上映。テンちゃんと私とみなさんで共に歩んだ日々です。映画の第一歩として見ていただけたら幸いです。 ★追記、『FIPと闘った143日間』 https://youtu.be/016xSrbwmII?si=1CvsLSU7fke87umX

④収支報告 △リスク管理で2022年度から年発表に変更。課題が残る。
★追記、2021年クラウドファンディング収支報告書アップしました。 https://nyantooo.com/?p=2865

⑤車に轢かれるリスクが高いエリアで
大量繁殖していた20猫以上をTNRよりもTNTAに力を入れる ◯ほとんどを保護
※残念ながら保護できず亡くなってしまった命も。この子たちのことを忘れずにより良い活動ができるよう前向きに取り組んでいきます。 https://www.instagram.com/p/CvuPHkxpYGO/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=ZTcxMWMzOWQ1OA==

⑥猫たちのために新シェルターへお引越し◎
⑦念願の保護猫譲渡会◎23/12/9より開催中!

#にゃんとりすけ #保護猫シェルターにゃんと

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